2019ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム メインレースは新城幸也の決死の一人逃げ勝利
さてさて、ツール・ド・フランスの全面協力の元、毎年必ずやってくるようになってきました、さいたまクリテリウム。
欧州のプロレース大好き、新堀です。
今年も前夜祭から参加。スタートとフィニッシュの位置は変わっていますが、今年は3年前にもステージ設定されたアリーナ内を通る形に。
マイヨジョーヌはもちろんなんですが、ブエルタ王者のマイヨロホも。バルベルデらモビスターが来られなくなりユンボヴィスマが急遽召喚されたということでした。
今年もレース展開は他所様のメディアにおまかせして、自分が撮影した写真とともに裏側に迫れたらと思っています。
レースは、精悍な顔立ちの面々が並び、
途中から終盤にかけてフルサングが精力的に逃げて、
マイヨロホや、
マイヨジョーヌが疾走して、
最終回前あたりで新城幸也選手が単独アタックし、
カラフルなジャージの2名がこれを追走して
新城幸也が逃げ切り!
日本人初勝利というできすぎな展開になりました。
前夜祭では空手やサッカーのレクリエーションに、選手たちが楽しんで参加しているようでした。
まずはフルーム。復帰おめでとう。怪我の具合から本線は出ないことになったわけですがそれでも日本来てくれてありがとうと言いたい。
ロードバイクは特別なデザイン。文字もラインもですが、黄色が4つ、赤が2つ、ピンクが1つ。
つまりそういうことだな。
いいセンスだ。
フォークが汚れてるのは、朝、荒川を走っていたようで一般の方から「まさかのフルーム、クヴィアトコウスキー、バルデと」と。
熱心にサインをしてくれていたフルーム。
お?
あれ?
もしやこれはだいぶ後退してきてる???
エガン!って呼ぶとすぐサインしてくれるベルナルくん。
サインだけでなく走っててもタッチしてくれたり沿道の人と交流してくれます。
走ってる姿もかっこよい。思ったよりも身長は小さくない。
バイクは特中ではなかったです。ただのシールだけ。
最後の記者席でインタビューを受けているところで、僕が最高峰から親指を立ててグッとやったらこっち見てニヤリとシャッターチャンスいただけました。
報道にも優しく、質問でも「なぜそんなにファンサービスしてくれるのか?」という類の質問に、「僕が子供の頃にいろんな選手がそういうことをしてくれた。ファンがあってのスポーツなので自分もそう振る舞いたい」というようなことを言ってました。
本当に22歳かよ。しっかりしてんなー。
ログリッチェ。彼も思ったより背が高くない。小さいなーという印象。
走ってる姿もチームメンバーとかと比べると小さめ。の割にだいぶパワフル。
急遽来たため特別バイクは間に合わなかったとのこと(特別バイクは鷹のペイントがあるんですが)。
赤いバーテープだけは間に合ったぜと。
彼も本当にファンに優しく、また超イケメンです。かっこよい。
新城幸也選手も相当嬉しそうでした。
今年最高の瞬間だったとのこと。
今年最高の瞬間でした。
2019シーズンありがとうございました🙌🙌🙌 Ready go #Tokyo2020@saitamacrite @LeTour @Bahrain_Merida 📸: @iimiwa pic.twitter.com/3K0KwjHQc4— Yukiya Arashiro (@YukiyaArashiro) October 28, 2019
さて、サイクルフェスタというレースとは別にイベントをやっています。これも毎年。
ジャパンカップやサイクルモードなどでもありますが、商品自体をその場でお祭り価格で販売してたりします(ルコックさんのレインジャケットやウインドブレーカーが500円とかありました)。
以前も紹介したかもですがキッズブースがあります。
キッズ同士のレースも開催されており、おっさんたちよりよっぽど上手な子とかも居ました。
あらい農園さんというお野菜があったり、
超かっこいい自転車にコーヒー載せて販売してたり、
いつも通りの、悪魔おじさんこと、ディディ・センフトさんも恒例に。
観戦できる沿道ではナイスミドル達が朝から一杯やっていました。
最高じゃないか。
僕も来年このスタイルで行こうかなw
今年も大変盛り上がりました。来年も是非お願いします!
追記:
今年のカメラポイントはひどかったです。運営様には来年の是正を望みます。
アリーナ内にプレスルームあって、スタート/フィニッシュが徒歩15分かかるのはおかしいのよ。
(texted by 新堀 勝)