宇都宮森林公園でのジャパンカップロードレースは念願のロブ・パワーがトルホークとの一騎打ちを制す
コース図:ジャパンカップ公式
さてさて、毎年必ずやってくるサイクルロードレース、ジャパンカップ。こっちが本線。
欧州のプロレース大好き、新堀です。
ステージ解説:
毎年のテンプレ。
宇都宮森林公園、有名な古賀志林道を含んだかなり起伏のある周回ステージ。
本命◎ マルコ・カノラ
対抗◯ タデイ・ポガチャル
マルコ・カノラのパフォーマンスがよかったら一択かなと。
そしてスーパー注目株のポガチャル。将来絶対この名前出てくんぞという期待。
勝ったのはロバート・パワー(ロブ・パワー)選手でした。
過去に上位入賞していた選手だっただけに雪辱をという形でした。おつでした。
2位には、若手注目株のトルホーク(オランダ発音だとホとかクは日本語のようにはっきり発音しないようです)。
3位には、ブレッシェル。ブレッシェルのスプリント力を驚異に感じた二人が先行して逃げ切ったという形のレース展開でした。
すっごく美味しそうに含んでますが、シャンパンタイムは基本カメラマンの敵です。
いつもの風景。自転車大量廃棄(嘘)。
しかし本当にジャパンカップの駐輪場スペースには恐ろしいほどの自転車が置かれています。
警官達の朝は早い。
レースは、ドがつく快晴。しかも暑くないという天候に恵まれ最高のレース日和となりました。
最高の雲無しの風景でした。
ずっと参加してくれている悪魔ちゃん!毎年いつも素晴らしい笑顔をありがとう。おじさんの心は癒やされます。
グラサン持参の姿はカッコイイぜ。
Jsportsスタッフ陣もリハーサル。テレビで見る方たちが並んでいる中、辻啓先生の後頭部もフレームインです。
栗村さん「あれ?(辻さんを見て)こっち側でしょ」の一幕もw
GCNスタッフとオスカル・プジョルの仲良し具合がすごいww
今年で終わりとなったBMCレーシング。来年からはスポンサーが変わります。
この赤と黒のユニフォームも見納めかと思うと悲しいねー。BMC選手の左から3番目のサイモン・ギャランスも引退。んー、悲しいー。
クーン・ボウマン(LottoNL-Jumbo)、オスカル・プジョル(チーム右京)、マルコス・ガルシア(キナンサイクリング)の逃げ集団。
クーン・ボウマンだけ、少し補足。今大会でもしかしたら一番輝いてたんではないかと思います。
逃げに乗ってロットNLのチームメンバーの足を温存したからこそ、ラスト周回でヘーシンクやトルホークを残せたというのもあったと思います。
彼のBianchiは、完全に特注。ヘッドチューブの全面部に日本国旗。そしてフレーム全体に桜や漢数字で「一八八五」とか書いてあったりと、いろいろ素敵です。
なにより彼の走りは「お、こいつあるぞ」と予感させる走りで震えました。
個人的に注目してたドンブロウスキー。アメリカ人。
選手紹介の時に「”ドンちゃん”という相性が日本で定着したそうです」みたいなことを、司会の方が言ってたんですが、本人は紹介終わった後に「What is “DONCHAN”?」って聞いてましたぜ。
全く浸透してない件。
世にも珍しいアンチ・ドーピングの検査車両。まず見れない。
途中周回でプレスカーに搭乗。すごい勢いでジャパンカップの屈指の難所「古賀志」をスバルのレヴォーグに乗せさせていただきました。
古賀志で手を振ってくださった沿道の皆さんありがとうございました。なんか選手でもないのにすごく嬉しかったです。
そして、登りきった後80〜90kmで山道のダウンヒルを、右に左にぐわんぐわん走りました。ただのジェットコースター。ちょっと映像撮ることができないぐらいの恐怖体験でした。
メイン集団。これがうねうねと動く姿は生ならではの迫力です。
サポートカーやチームカーがその集団の後に数十台通っていきます。
そしてメイン集団が通ると、、、、
その後に観客は思い思いに動き出します。
個人的な今回のベストショット。
ちょっとぶれてるけど、この登ってきたところと死力を尽くしたスプリントをする姿が美しい。
ラース・ボーム大先生は、最高にファンに優しい人です。
余談:
あー、プレスカーのダウンヒルを映像撮りたかったなー。怖かったなー。