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噂のパワーメーター CycleOpsの『PowerCal』を試してみた [インプレ・レビュー]

噂のパワーメーター CycleOpsの『PowerCal』を試してみた [インプレ・レビュー]

世間一般的にキワモノと呼ばれてしまうアイテムがあるけど、これもそうかも知れない。CycleOpsの『PowerCal』です。

ざっくりいうと、「心拍数を元にパワー(ワット)を計測するセンサー」です。

 

詳しくは、「開発者が語るパワーキャル」(日本語訳付き)をご覧ください。

 

トレーニングでもレースでも、心拍よりも正確に運動強度を計ろうとすると「パワーメーター」に興味が出てきますが…結構いい値段するんですよね。

CycleOpsはハブ型パワーメーターではトップシェアですが、スタンダートモデルで定価10万以上。そう簡単には手が出ませんでした。

 

ここで同社が出してきたのが『PowerCal』、心拍数からパワーをリアルタイム計測するということで、従来のハートレートセンサーと同サイズを実現。ANT+対応。価格もなんと定価1万円。高嶺の花が一気に手元に降りてきた感じです。

 

実際の物としては、

こんな感じで、Germinとかの心拍センサーとなんら形は変わりません。というより同じサイズですのでベルト部(バンド部分)は互換が可能できます。

 

気になるのは心拍からシミュレートした数値に正確性があるのかということ。

あくまで万人のビッグデータから算出した数値なので。ということでトータル500kmほど走って試してみました。

 

≪低速域≫

ポタリング風に時速20km程度で1〜2時間、日を分けて数回試してみましたが、どうも出力が安定しません。バラつきがありますね。100〜160Wをふらふらする感じ。心拍は低めの数値でほぼ一定だったはずですが、低強度だとちょっと信頼できない?

 

≪中〜高速域≫

時速35kmぐらいでひたすらフラットな道を、最大心拍の7〜8割程度で距離50kmほどを何度か走ってみましたが、こちらの場合は出力200〜230Wほどを推移。手元にないのでPowerTrapと正確に比較はできませんが、以前に試したことを思い出すとほとんど同じ結果でした。

ただし、スプリント風に短時間もがいてみたら数値がありえない感じになったので、予想するに「中〜長距離を比較的長い時間、一定以上の速度で走った場合」が一番正確なデータを出してくれるようです。エンデューロやロングライドなどを一定のペースで走り続ける、というのに役立ちそう。

 

心拍の下限/上限は人それぞれだし、それに対する出力や速度も人それぞれなので、平均により近い人ほど正確な数値が出るのだとは思いますが、個人的には「買い」です。

 

ところでハブ型パワーメーターは、CycleOpsのフラッグシップモデルでも重量300グラム以上あります。ヒルクライムなどで使うには抵抗がある人もいたかも知れませんが、これなら重量わずか数十グラム程度。許容範囲じゃないでしょうか?

 

参考:CycleOps Official

 

※同製品の不具合情報について

2012年9月現在、同製品をGarminのパワー表示可能なサイコンで使用すると「クランクを回していない状態でケイデンスが255に固定される」問題が確認されてます。これを受けてGarmin、CycleOps共にトラブルシューティング中とのこと。

私もGarmin Edge800Jでこの現象を確認していますが、走行中の運動強度が見たい人間にとってはあまり気にならないのが本音です。もちろん直って欲しいですけど。

 

(texted by 団子とあじさい)

 

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